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播州算盤工芸品協同組合
SDGs2023年度の取り組み

 

木材圧着接着まで

2022年度に取り組み、県内・市内に生息している木材や孟宗竹を加工生産した材料を活用し、新たな播州そろばんの開発を目指した。さらに今までと違った素材を利用し、新たな枠材と玉材を開発し、日本だけでなく世界の子供たちと人々が楽しく読み書き計算できる播州そろばんの製作に取り組んだ。

積層材の玉ができるまで

黒檀・アフリカ紫檀などの寄木唐木材で玉材を作ることに挑戦し、枠材を3ミリの厚みにカットし、色合わせの組み方を考え、締め金具などを使い寄木材を作成した。玉を削るために専用特殊刃物を使い材料の抜き落とし作業行い、玉削り加工場でそろばん玉を製作した。

積層材を利用した算盤の組み立て

寄木唐木材で作られた枠材と玉材を使い、通常の播州そろばんの製作に取り組んだ。そして同じく寄木唐木材で作られた枠材と玉材を使い、幼児が使いやすい播州そろばんの製作に取り組み、新たな播州そろばんの道が開ける事を目指した。

積層型 播州そろばん

 

播州算盤工芸品協同組合のSDGs宣言

 

兵庫県小野市の地場産業であり、国から指定された伝統的工芸品である播州そろばんの存続と発展を目指している播州算盤工芸品協同組合としての取り組みの一環として、他の地域から供給されているそろばん製造に使われている材料を兵庫県内や小野市内の地元の材料を使用することで兵庫県内、小野市内の山林、竹林の間伐が進み地元の環境保全に貢献する事ができ、また地産地消の播州そろばんという事で新たなアピールポイントにもなることを考えています。
 

4 質の高い教育をみんなに

8 働きがいも経済成長も

15 陸の豊かさも守ろう

 

SDGs達成に向けた具体的な内容

 

今まで播州そろばんに使われていた玉、桁材料などは他地域から供給された材料でまかなわれていた、それらを兵庫県内や小野市内の山林竹林の材料を使うことにより地産地消が行え、兵庫県内の山林、竹林の環境保全に貢献できること。

 

達成に向けた具体的な取り組み内容

令和4年度で取り組んできた兵庫県内、小野市内の木材と孟宗竹で製作した材料を活用した播州そろばんと新商品の開発を行う。そのために今までと違った枠材の開発もし、新たな播州そろばんと新商品の誕生を目指していく。
 

1、実施時期
令和5年度6月から令和6年度2月まで
2、事業検討場所
播州算盤工芸品協同組合 事務所