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播州算盤工芸品協同組合
SDGs2022年度の取り組み

 

木材の伐採から製材、乾燥まで

兵庫県内、小野市内の山林、竹林の間伐が進み地元の環境保全に貢献する事ができ、また地産地消の播州そろばんという事で新たなアピールポイントにもなることを考えています。
兵庫県神崎郡神崎町の木材を中はりま森林組合に協力いただきギョウブ、クロモジ、カナクギ等のみ木材を伐採し、運搬、丸太切り、輪切り、乾燥の工程を編集した動画となります。全ての工程を兵庫県の企業で行なっております。

竹の伐採から製材、乾燥まで

節間が比較的短く、材質部は厚い孟宗竹を伐採していきます。勾配のある場所で育った孟宗竹は引きしまった良質な材となります。寸法切り・水付け工程・大割・中割・小割・ヒゴ抜き・乾燥・仕上げ工程など多くの工程を宮永巧ヒゴ竹製作所にお願いし、まとめた動画となります。

そろばん玉の出来上がるまで

乾燥した輪切り材料の抜き落とす「玉落とし工程」、その落とした材を削る「玉削り工程」(石井玉削り工場)をまとめた動画です。木材を伐採し、材への加工、玉仕上げ加工を進めていき、およそ半年と言う驚異的なスピードで完成へと進めていきました。
出来上がったこの美しくやさしい表情の玉を生かし多くの人へオールメイドインジャパンの算盤を届けてゆきます。

そろばん玉ができるまで

竹ひごができるまで

 

播州算盤工芸品協同組合のSDGs宣言

 

兵庫県小野市の地場産業であり、国から指定された伝統的工芸品である播州そろばんの存続と発展を目指している播州算盤工芸品協同組合としての取り組みの一環として、他の地域から供給されているそろばん製造に使われている材料を兵庫県内や小野市内の地元の材料を使用することで兵庫県内、小野市内の山林、竹林の間伐が進み地元の環境保全に貢献する事ができ、また地産地消の播州そろばんという事で新たなアピールポイントにもなることを考えています。
 

4 質の高い教育をみんなに

8 働きがいも経済成長も

15 陸の豊かさも守ろう

 

SDGs達成に向けた具体的な内容

 

今まで播州そろばんに使われていた玉、桁材料などは他地域から供給された材料でまかなわれていた、それらを兵庫県内や小野市内の山林竹林の材料を使うことにより地産地消が行え、兵庫県内の山林、竹林の環境保全に貢献できること。

 

達成に向けた具体的な取り組み内容

 兵庫県内、小野市内にある木と竹を利用して播州そろばんの桁と玉材に加工して使い地産地消を目指していく。
 

1、実施時期
令和4年度6月から令和5年度2月まで
2、事業検討場所
播州算盤工芸品協同組合 事務所
3、事業目標数値
玉材数量→65,000個
桁材数量→11,500本